同窓会より母校に｢Pepperくん｣を贈呈しました｡

この度､母校・西南学院中学校および在校生に対する支援の一環として､中学校同窓会と高等学校同窓会と共同で人型ロボット『Pepperくん』を母校に贈呈し､5月31日(木)午後6時より贈呈式が執り行われました｡

はじめに挨拶に立った穴見恭二・中学同窓会長は､

｢このコロナ禍において､『Pepperくん』を使って明るい気持ちで授業に励んでもらえれば､中学同窓会としても大変喜ばしい｣

と述べました｡

引き続き登壇した江副裕紀・高校同窓会長は､

｢コロナ禍で学校行事も中止となり生徒も楽しみが少なくなっていると思うので､『Pepperくん』を癒しにしてくれれば。今後､人工知能(＝AI)の更なる普及を見据えて､これからの学びに役立ててほしい｣

と挨拶しました｡

その後､両同窓会長から松本京之介さん(中学生徒会長)と山口華稟さん(高校生徒会長)にそれぞれ､『Pepperくん』本体と取扱説明書が贈呈されました｡

贈呈を受けて挨拶に立った早川寛・西南学院中高校長は謝辞の中で､

｢昨秋に同窓会から在校生支援のあり方について意見を求められた際に､『Pepperくんが欲しい』と具体的に言ってしまった(笑)。それがこのような形で実現して本当にありがたい。かつては夢物語であった“ロボットと共生する未来”もその実現が近づきつつあることを実感している。生徒たちにはビッグデータやAI､ロボットをよりよく活用していくための知見を先取りしてもらいたい｣

と期待を込めました｡

今後､この『Pepperくん』は母校における授業での活用が予定されていますが､学校は｢玄関に置いて学校説明会の際の案内役などにも利用したい｣としています｡

以上